3-D. 既存運用者:仕入候補の一括判定(Chrome拡張連携)
すでに仕入候補のASIN/JANリストが手元にある方や、Amazon検索結果ページから直接判定したい方向けのガイドです。最大100件/バッチで順次処理、キャッシュ活用でトークンを節約しながら、 一気に出品判定・粗利率を確認できます。Chrome拡張機能との連携でAmazonの検索並びに近い形での判定も可能です。
手順
- ASIN/JANのリストを準備する(Excel/CSV/Chrome拡張のいずれか)
- 「ASIN/JAN直接検索」モードを開く
- 入力エリアに貼り付ける
- 「この条件で検索」を実行する
- バッチ進捗・キャッシュ統計を見ながら待つ
- 必要なら途中で中断する
- 判定◎・○の商品から有望株を抽出する
ASIN/JANのリストを準備する
ASIN(10文字英数字、例:B0CHMQCJZY)と JANコード(13桁数字、例:4901234567890)の混在OKです。リストの取得方法は主に3つあります。
Chrome拡張機能
推奨Amazon検索結果ページや商品一覧ページからワンクリックでASINを一括抽出。Amazonの並び順がそのまま保存される
Excel/CSV
既存の仕入候補リスト・卸売業者からのリスト・自社マスタからJANコードもしくはASINの列を選択してコピー
手入力
少数を手早く判定したいとき。ASINとJANを混ぜて入力可能
Chrome拡張機能を使うメリット
- Amazon検索結果ページの表示順がそのまま維持される(このツールの並び順とは別軸でAmazon上のおすすめ順を再現可能)
- 1ページ500件超でも全件取得できる
- 商品一覧ページ・カテゴリページ・ブランドストア等、ASINが並ぶ画面から横断的に抽出
- クリップボードにコピー → 本ツールに貼り付けで完結
「ASIN/JAN直接検索」モードを選ぶ
ツールトップ上部の3つのモードタブから、右端の「ASIN/JAN直接検索」を選びます。
入力エリアに貼り付ける
大きなテキストエリアに、ASIN/JANのリストをペーストします。次の区切り文字に対応しています。
- 改行区切り(1行1コード)
- カンマ区切り
- スペース・タブ区切り
重複や前後の空白は自動で除去されます。 ASINでもJANでもない不正な文字列はスキップされ、有効なコードだけが処理対象になります。
「この条件で検索」を実行する
コードを貼り付けたら「この条件で検索」を押します。100件ごとにバッチ処理が走ります。 1〜数百件規模なら数十秒〜数分で完了します。
トークン消費の仕組み
- 1ASIN/1JAN = 1トークン消費
- 過去14日以内に取得したコードはキャッシュから取得=トークン消費0
- キャッシュヒット件数と新規取得件数が画面に表示される
- 例:1,000件のリストでキャッシュ400件ヒット → 実消費は600トークンのみ
バッチ進捗・キャッシュ統計を見ながら待つ
検索中は次の情報がリアルタイムで表示されます。
- 進捗バー:◯件 / 全◯件(% 表示)
- キャッシュ統計:キャッシュ◯件 / 新規取得◯件
- 残トークン:画面右上のUsageBar
結果は取得済みのバッチから順次テーブルに追加されていきます。 完了を待たずに結果を眺め始めることができます。
必要なら途中で中断する
大量リストを流し込んだあと、上位の判定結果だけ見れば十分なことがあります。 そんなときは検索中に表示される「中断」ボタンでストップ可能です。 中断時点までに取得した分はそのままテーブルに残ります。
判定◎・○の商品から有望株を抽出する
結果が揃ったら、結果テーブル上部の「フィルタ」パネルで判定 ◎・○ に絞り込みます。 仕入候補リストから「黒字が見込める商品」だけをふるい分けるイメージです。
各商品の行をクリックすると詳細パネルが展開し、月別チャート・出品判定レポート・仕入上限・粗利率が確認できます。 判定の根拠は 「4-2. 出品判定(◎○△×)の仕組み」、 仕入計算は 「4-3. 仕入計算の見方」 を参照。
Chrome拡張機能の使い方(補足)
インストール手順
- Chromeウェブストアにアクセス:Chromeブラウザでウェブストアを開く
- 「ECマーケリサーチ」拡張機能を検索:検索ボックスに名称を入力
- 「Chromeに追加」をクリック:確認ダイアログで「拡張機能を追加」を選択
- 拡張機能アイコンを固定:ブラウザ右上のパズルアイコンから本拡張機能を「ピン留め」しておくとアクセスが速い
使い方
- Amazonで対象ページを開く:検索結果ページ、ブランドストア、カテゴリページなどASINが並ぶページ
- 拡張機能アイコンをクリック:表示中のページからASINを一括抽出
- 「コピー」ボタン:抽出されたASINリストをクリップボードへ
- 本ツールに貼り付け:「ASIN/JAN直接検索」モードの入力エリアにペースト → 検索実行
※ 拡張機能を使うと、Amazon検索結果の「おすすめ順」がそのまま保存されるため、 このツールの並び順とは別軸のAmazon上での見え方を再現できます。
よくある落とし穴
⚠ JANコードを入れたら一部が「商品が見つかりません」になる
Keepa側がそのJANを認識していない場合があります(特に新商品や流通量の少ない商品)。ASINに変換できるなら ASIN で再検索を。
⚠ 一気に大量投入したら時間がかかる
1万件超は数分〜10分以上かかることがあります。途中で中断ボタンが押せるので、上位判定だけ見たい場合は中断も検討を。
⚠ Chrome拡張で一部のASINが取れない
広告枠や動的ロード分は拾えないことがあります。ページ下部までスクロールしてから抽出すると取りこぼしが減ります。
⚠ 同じリストを再検索したのにトークンを消費した
14日を超えるとキャッシュは無効化されます。キャッシュ状況は「キャッシュ◯件/新規取得◯件」のサマリーで確認できます。
次のステップ
- 結果テーブルの各カラムの意味: 4-1. 結果テーブルの読み方
- 判定の仕組みを理解する: 4-2. 出品判定(◎○△×)の仕組み
- 仕入上限・粗利率を読み解く: 4-3. 仕入計算の見方
- 取得結果を外部分析にかける: 4-6. CSV出力